青山学院大学文学部 比較芸術学科

青山学院大学文学部 比較芸術学科

Q&A

五感を総動員して“芸術”を学ぶ

学科名の“比較”には、学ぶうえでどのような意味があるのですか?

例えば芝居やミュージカル、映画には“美術”と“音楽”が不可欠です。そのため、ふたつの分野を比較しながら作品を探究すれば、より深い理解が得られます。こういったジャンル間の比較学習、あるいは時代間の比較学習や地域間の比較学習などを通して、両者の類似性、異質性に気づいたり、関連性、独自性を知ることができ芸術探究が進展する。そこに比較学習の優位性があります。
21世紀の現代に、古典を重視して学ぶのは、なぜですか?

音楽でいえばクラシックからジャズ、ロックへというように、時代も前衛を走る芸術は、それ以前の伝統を踏まえ、そこに異議を唱えて登場してきます。歴史に磨き抜かれた古典の原典と、現代にこそ真摯に向き合えば、新たな可能性を発見できるはずです。歌舞伎も、シェイクスピアも、そこに現代の解釈や演出を行えば現代の作品に生まれ変わる。古典には、それだけの奥深さがあるからです。
実体験に基づく教育とは、どのようなものですか?

鑑賞体験を深めるための実技授業があります。それ自体をメインで学ぶわけではありませんが、イコノロジー(図像学)でいえば、自らスケッチをすることで、描かれたモチーフの意図や解釈の手がかりとします。なお、鑑賞を促すために、本学は国立の美術館・博物館と提携、青学生は常設展の無料鑑賞が可能です。演劇や音楽の鑑賞についても、学生ならではの割引制度を各種用意しています。
この学科で学ぶと、どのような教養が身につきますか?

“芸術”は人類の根源的な営みであり、時代を映す鏡に例えられます。なかでも古典を学ぶことは、人間の本質を理解することであり、自分自身の人間形成につながります。どのような社会や環境に身を置いても、自信をもって考えを表明したり、異文化の相手とも円滑に対話できるような寛容さを養うことができるはずです。そして、現代に求められている人間性を尊重した課題解決力も身につくでしょう。